
原爆ドーム
平和への祈りを捧げる、世界遺産
概要
原爆ドームは、1945年8月6日午前8時15分に投下された原子爆弾により 破壊された旧広島県産業奨励館の残骸です。爆心地から約160mという 至近距離で被爆しながらも、奇跡的に倒壊を免れました。
1996年にユネスコ世界遺産に登録され、核兵器の惨禍を伝え、 人類の恒久平和を願う象徴として、被爆当時の姿のまま保存されています。
歴史
1915年
広島県物産陳列館として開館。チェコ人建築家ヤン・レツルの設計による ネオ・バロック様式の3階建て建物。
1921年
広島県商品陳列所に改称。
1933年
広島県産業奨励館に改称。広島の産業振興の拠点として機能。
1945年8月6日
午前8時15分、原子爆弾「リトルボーイ」が投下。 建物は爆風と熱線により大破するも、垂直方向からの衝撃により ドーム部分を含む壁の一部が倒壊を免れる。
1966年
広島市議会が原爆ドームの永久保存を決議。
1996年
ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録。 「人類史上初めて使用された核兵器の惨禍を伝える 建造物として顕著な普遍的価値を持つ」と評価される。
建築的特徴
設計:チェコ人建築家ヤン・レツル
様式:ネオ・バロック様式の3階建て建物
特徴的な構造:楕円形のドーム(当時は緑色の銅板で覆われていた)
現在のドームは、鉄骨の骨組みだけが露出した状態で、 被爆時の凄まじさを物語っています。
アクセス
●広島駅から路面電車2番または6番で約15分、「原爆ドーム前」電停下車すぐ
●平和記念公園内から徒歩すぐ(元安橋を渡った対岸)
注意:原爆ドームの内部は立ち入り禁止です。外観のみの見学となります。
💡訪問のヒント
- ✓元安川越しの眺めが写真撮影に最適です
- ✓夜間にはライトアップされ、昼間とは違った荘厳な雰囲気を味わえます
- ✓平和記念資料館とセットで訪れることをおすすめします
- ✓周囲は静かに、敬意を持って見学しましょう