
縮景園
四季の美が織りなす、伝統的な日本庭園
概要
縮景園は、1620年に広島藩主浅野長晟の別邸の庭園として、 茶人で知られる上田宗箇により作庭された回遊式庭園です。 中国の景勝地である西湖を模して造られたといわれ、 「縮景」という名前は、その景色を縮めて表現していることに由来しています。
原爆により壊滅的な被害を受けましたが、復元整備され、 現在では国の名勝に指定されています。 約4万平方メートルの敷地に、池、橋、茶室、築山などが配され、 四季折々の美しい景観を楽しめます。
歴史
1620年
広島藩主浅野長晟の別邸の庭園として、茶人・上田宗箇により作庭開始。
江戸時代
歴代藩主により整備・拡張され、藩主の別邸として、 また賓客をもてなす場として利用される。
1945年
原爆により壊滅的な被害を受ける。樹木の多くが焼失し、 建物も損壊。しかし、奇跡的に池の形状は保たれる。
1949年
復元工事が開始される。
1970年
復元工事が完了し、一般公開を再開。
1940年・2020年
国の名勝に指定される(1940年に最初の指定、 2020年に拡大指定)。
見どころ
濯纓池(たくえいち)
園の中央にある大きな池。10の島と13の橋があり、 回遊しながら様々な角度から景色を楽しめます。 池には鯉が泳ぎ、趣ある風景を作り出しています。
跨虹橋(ここうきょう)
池に架かる美しい石橋。まるで虹のような形をしており、 庭園のシンボル的な存在です。
清風館(せいふうかん)
園内の茶室。抹茶と和菓子をいただきながら、 美しい庭園を眺めることができます(有料)。
悠々亭(ゆうゆうてい)
池のほとりにある休憩所。縁側に座って、 ゆっくりと景色を楽しむことができます。
🌸四季の見どころ
🌸春
梅(2月~3月):紅白約120本の梅が咲く梅林は圧巻です。
桜(3月下旬~4月):ソメイヨシノやシダレザクラが美しく咲き誇ります。
🌿夏
新緑:鮮やかな緑と清々しい風が心地よい季節。
花菖蒲(6月):池のほとりに咲く花菖蒲が見事です。
🍁秋
紅葉(11月中旬~12月上旬):モミジやカエデが鮮やかに色づき、最も美しい季節です。
ライトアップイベントも開催されます。
❄️冬
冬木立:凛とした冬の景色も趣があります。
雪景色:雪が積もった日の庭園は格別な美しさです。
基本情報
10月~3月:9:00~17:00(入園は閉園30分前まで)
アクセス
●広島駅から路面電車(白島線)で約10分、「縮景園前」下車、徒歩2分
●広島駅から徒歩約15分
●広島城から徒歩約15分
💡訪問のヒント
- ✓紅葉シーズン(11月中旬~12月上旬)が特におすすめです
- ✓清風館で抹茶をいただきながらの庭園鑑賞がおすすめ
- ✓広島駅から徒歩圏内なので、移動に便利です
- ✓園内は回遊式なので、ゆっくりと散策を楽しみましょう